メニューから 「設定(O)」−「Webサーバ(W)」 - 「CGI」 で表示される設定ダイアログについての説明です。


■Webサーバを使用する(チェックボックス)
このチェックボックスにチェックすると、BlackJumboDogがWebサーバとして機能します。

---------- [CGI] ----------
この設定ダイアログでは、WebサーバのCGIに関する設定を行います。

■CGIを使用する(チェックボックス)
CGIを使用するかどうかの指定です。

■CGIとして認識する拡張子(テキストボックス)
CGIとして動作するファイルの拡張子を指定します。
指定されたファイルは、BlackJumboDogで実行できる形式である必要があります。

perlを使用するスクリプトの場合は、テキストの1行目に#!/perlの記述を入れてください。
もしすでにISPなどのサーバーでお使いのCGIをテストするのであればテキストの1行目が #!/usr/local/sbin/perl と赤文字部分が違っていてもBlackJumboDogでは修正しなくても実行可能です。
#! /perl の記述があれば動作します)

PHPを使用する場合は、PHPとして動作するファイルの拡張子を指定します(一般的にはphp)。v2.7.0以降
指定されたファイルは、BlackJumboDogで実行できる形式である必要があります。
PHPを使用するスクリプトの場合は、スクリプトを<?php 〜 ?>で括って下さい。

Rubyを使用するスクリプトの場合、テキストの一行目に#!/rubyの記述を入れてください。
他のサーバーで、テキストの一行目が、#!/usr/local/sbin/rubyと、赤文字部分が違っていてもBlackJumboDogでは修正しなくても実行可能です。
#! /ruby の記述があれば動作します)v2.8.4以降

■CGIパスの指定(チェックリストボックス)
CGIを実行するディレクトリのエリアスを指定します。
CGIパス 及び 参照ディレクトリを入力して、追加ボタンを押すことで、設定を追加できます。
このリストに指定がない場合、ドキュメントルートの配下の全てのディレクトリでCGIが使用可能です。
パスの指定は、任意の場所(ドキュメントルートの下以外)も指定できます。

■設定例

[BlackJumboDog の動作しているPCのアドレスが192.168.1.1の場合]

[例1]CGIパス に cgi-bin  参照ディレクトリ に d:\cgi-bin を設定した場合、
http://192.168.1.1/cgi-bin/hoge.cgi で d:\cgi-bin\hoge.cgi が実行されます。

[例2]CGIパス に cgi-bin  参照ディレクトリ に d:\cgi を設定した場合、
http://192.168.1.1/cgi-bin/hoge.cgi で d:\cgi\hoge.cgi が実行されます。

参照ディレクトリの指定は、ディレクトリの配下を含むものではありません。
[例3]CGIパス に cgi-bin  参照ディレクトリ に d:\cgi を設定した場合、
http://192.168.1.1/cgi-bin/dir/hoge.cgi で d:\cgi\dir\hoge.cgi を参照することは出来ません。

[例4]CGIパス に cgi-bin  参照ディレクトリ に d:\cgi\dir を設定した場合、
http://192.168.1.1/cgi-bin/hoge.cgi で d:\cgi\dir\hoge.cgi が実行されます。

■環境変数
現在サポートされている環境変数は以下の通りです。

(1) HTTP_USER_AGENT
(2) REMOTE_ADDR
(3) REMOTE_HOST
(4) SERVER_PROTOCOL
(5) HTTP_COOKIE
(6) REQUEST_METHOD
(7) QUERY_STRING
(8) CONTENT_LENGTH
(9) HTTP_REFERER (v1.55以降サポート)
(10) HTTP_FORWARDED (v1.55以降サポート)
(11) HTTP_PROXY_CONNECTION (v1.55以降サポート)
(12) HTTP_ACCEPT (v1.55以降サポート)
(13) SERVER_SOFTWARE v2.8.7以降
(14) PATH_INFO v2.8.7以降
(15) PATH_TRANSLATED v2.8.7以降